憧れの【行きつけのバー】そのつくり方は？現役バーテンダーに聞いてみた！

行きつけのバー、憧れますよね。

大勢でワイワイ飲むのも楽しいですが、一人で物思いにふけったり、気の置けない友人と静かに語り合ったり、そんな場所をつくっておくことは大人の嗜みの一つといえるでしょう。

バーの扉は日常生活との区切りをつけるためにあえて重くつくられているものなのです。

しかし、一度その扉を開ければもう目標の半分は達成ですよ！

行きつけのバーがあるといいこといっぱいです。

• 「お酒に詳しくなれる」バーテンダーはお酒のプロ。お酒談議は我々バーテンダーにとっても楽しいひとときです。
• 「バーテンダーが聞いてくれる」その日あった嬉しかったこと、悲しかったこと、その他いろいろ、会社や家庭で話せないようなこともバーテンダーになら話せるはず。ただただ聞いてくれます。たまに、めっちゃ喋るバーテンダーもいますけど。
• 「友人を連れて行ったとき、ちょっと優越感」行きつけになればバーテンダーからも「〇〇さん、いらっしゃいませ。」と名前で呼ばれるでしょう。「ここよく来るの？」「まあ、たまにね。」なんてカッコつけちゃいましょう。

使い勝手もいいんですよ。

待ち合わせまで時間あるけど「スタバじゃなー…」なんて時に軽く一杯なんて使い方もできますし、食事前の待ち合わせ自体をバーで、なんてのもオシャレです。

男性なら女性との食事の後の二軒目としても使えますよ。

好きな女性と一緒に行った時、会話に詰まったりしたら助けてくれたりも。

確かに行ったことのないバーにいきなり行くのは難易度高いですよね。

もし、バー好きの友達がいたら紹介してもらうのも手です。

「〇〇さんの紹介で来たんですけど。」

それだけでもうバーテンダーとの会話のきっかけはOKです。

もしくは一緒に行って、次回は「こないだ〇〇さんと来たんですけど、雰囲気良かったんで今日は一人で来ちゃいました。」みたいなのもいいですね。

ネットで調べてみましょう。

最近はHPがあるお店も多いですし、ブログで情報も簡単に得られますから、そのレビューなどを参考にしましょう。

あとは自分が思うままに時間を過ごせば大丈夫！といいたいところですが、注意点があります。

バーテンダーも接客のプロとはいえやはり人間。

大声で話したり、周りのお客さんにやたらに話しかけたり、バーテンダーに嫌われる行為はやめましょう。

もし、お気に入りにバーが見つかったら、間を開けずに再訪しましょう。

バーテンダーの記憶力にも限界がありますので、何か強い印象がない限り半年後に再訪してもバーテンダーはあなたの顔を覚えていないかも知れません。

はい、バーテンダー旦那は記憶力が弱いので確実に覚えてません。

なので、間を開けず再訪するのがおすすめなんです。

そして一杯目は「こないだ飲ませてもらった○○○、すごく美味しかったんで、またお願いします！」なんていえば、すぐ思い出してくれます。

あとはバーテンダーの好きなお酒を聞いて、

「へー、それじゃあ、それ試しに飲んでみたいです。バーテンダーさんも一緒にどうですか？」

と、ご馳走しちゃうのとかもいいですね。

そうなるとバーテンダーも名刺を出してくるでしょうから、名前交換もできます。

そう、これで3回目から名前で呼ばれるでしょう。

もう常連の仲間入り。

行きつけのバー一丁上がりです。