【コスモポリタン】ってどんなカクテル？各バーテンダー組織のレシピを検証！

「セックス・アンド・ザ・シティー」に登場以来、すっかりスタンダード化したこのカクテル。

まずはその出所をみてみましょう。

キャットマンこと北條智之さんの著書「キャットマン・カクテル・マスター」よると…

コスモポリタンの魅力は、大人の女性が飲んでも様になる可愛いけどもキャピキャピしてない美しいピンク色と、シトラス・ウォッカとクランベリーが醸し出すバラライカ（さっぱり系ウォッカベースのショートカクテル）のそれとは違うフルーティーさですかね。

それではレシピをみてみましょう。

各団体それぞれの見解はこうなります。

以上、三団体一応の見解ですが、先述した自分なりのコスモポリタンの魅力に対するポイントを満たすレシピは、やはりNBAのものですかね。

クッキリというか輪郭のはっきりした味を好む西洋人には、やはりIBAのレシピでしょうか。

色についても、欧米ではピンクというより赤というイメージが強いらしく、以前、「このコスモポリタン赤くないじゃん！」といって西洋人マダムにカクテルをつき返されたことがあります。

確かにIBAレシピだとクランベリージュースが30mlも入ってますね。

8ozくらいのニューヨークスタイルマティーニグラスでどーんとサーブしたいところです。

HBAのレシピ構成は自分にはちとわかりません…。

嗜好品の世界なんであれですけど、自分は美味しいとは思いません。

この構成、どういうコンセプトで甘酸味のバランスを考えているのかなーと思っちゃいますね。

あ、別にNBA出身だからといって、NBAの肩持ってるわけじゃないですよ。

結論としては、NBAのレシピを軸にオレンジやレモンのツイスト、ライムスライスなどの味に影響するデコレーションを上手に使い、美味しいコスモポリタンをつくる！といった感じでしょうか。