カクテルの謎【マティーニとギブソンの違いは？】バーテンダーがお答えします！

はい、この二つそっくりですよね。

まずはレシピを見てみましょう。

どこが違いますか？

そう、飾りが違いますよね。

ちなみにカクテルに飾るデコレーションで、特にカクテルと一緒に口に含んで、直接味に関わるものは「ガーニッシュ」と呼びます。

マティーニにパールオニオンが入ることはありませんし、ギブソンにオリーブが入ることはありません。

ギブソンには必ずパールオニオンが入りますが、マティーニにオリーブは入らないこともあります。

（※パールオニオンは小玉ねぎのピクルス）

マティーニのレシピを見てください。

「好みでオリーブを飾る」とありますよね。

つまりオリーブは必須ではないわけす。

かたやギブソンは「パール・オニオンを飾る」となってます。

パールオニオン必須です。

そう、でも「ギブソンのパールオニオン抜き！」というのはあり得ないってこと。

そう、ベルモット量が少ないということはよりドライな味になるということです。

マティーもドライマティーニ、エクストラドライマティーニなどいろいろあるんですが、一般的にはギブソンを作るときはマティーニよりもドライに作る傾向がありますね。

そうなんですけど、実は違いは作り方による！という説もあるんです。

ガーニッシュの違いは関係ない、作り方がステアならマティーニ、シェークならギブソンになる、ということです。

両方ステアで作る場合、ほとんど変わりませんね。

デコレーションのパールオニオンの酸味が気持ち味に影響するくらいですかね。

個人的には、ギブソンというかマティーニってシェークすると味が水っぽくなっちゃって、全体的にぼやけちゃうのであんまり好きではないです。

味がまろやかになって飲みやすいという人もいますけどね。