【ミクソロジストとは？】バーテンダーとは違うの？独断と偏見、バーテンダー旦那の見解！

結論からいうと、バーテンダーという定義の中にミクソロジストの定義も入っているということになります。

まずはそれぞれの定義を見ていきましょう。

厳密なものはありませんので一般的にいわれているものです。

ミクソロジストに関しては随分と崇高な講釈引っさげてますけどバーテンダー旦那はこう理解してます。

バーテンダー旦那がこのワードを知ったのは約25年前。

この頃は巷でミクソロジストなる単語は全く市民権を得てませんでした。

ほとんどの人が知らなかったはず。

当時の日本バーテンダー協会（NBA）横浜支部の会報の名前が「Mixologist / ミクソロジスト」だったんです。

その会報のタイトル横にはこんな注釈も書かれていました。

「（俗）ミクソロジスト=カクテルをつくるのが上手いヤツ」

ようするに、バーでの様々な業務がある中のカクテル調製というパートをこなす人間の俗称。

図で表すとこんな感じ。

そういうこと。

それにしても何故だかわかりませんが、ほんとみんなこのワード好きなんですよ。

すぐ使いたがる。

カクテルつくる人＝ミクソロジスト。

そうなんだけど、バーテンダー旦那的にはバーテンダーでありたいわけですよ。

さっきの図で表したように「カクテルをつくる」なんて業務はバー業務全体から見ればほんの一部でしかないと思うんです。

もちろん周りからはそこが一番フィーチャーされますからしょうがないんですけどね。

名刺を作るとなるとタイトルはミクソロジスト、取材記事の紹介文もタイトルはミクソロジスト。

「俺のタイトルはミクソロジストじゃねえんだよ！バーテンダーなんだよ！だからミクソロジストという単語は使うな！」

というやり取りは一年中やってますね。

んー、それはそれで彼等なりのポリシーやプライドがあると思うので、それに対しては何も言いませんが、バーテンダ旦那からすると、やはり陳腐な響きなんですよね。

「私はミクソロジストです！」って。

だからあの制服？エプロン（近年ミクソロジストの人たちがよくつけてる）みたいのも全然カッコいいと思わない。

ダッサ！って思っちゃう。

そう、これは自分の勝手な定義付けのせいなんですけどね。

コンサババーテンダーなんでいいんです。

そうですね。

ミクソロジストのいる店ではそういう系のカクテルを楽しめばいい。

でも、それはミクソロジストの専売特許ではなくバーテンダーだってそういうのやるわけで…。

結論、これは作り手側、各個人のポリシーの問題で、飲み手であるお客さんはそんな小難しいことは気にしないで楽しく飲みましょう！ということですね。